(4)s2flex2-components RelayResponderクラス

org.seasar.flex2.rpc.RelayResponderクラスを読んでみます。
なんとなくしかわかりません。

RelayResponderは、flash.net.Responderを継承して作成されています。

flash.net.Responderは、NetConnection.call()のサーバーの戻り値を処理するために使用されるオブジェクトを提供するそうです。
従って、前回のNetConnectionのcall()メソッドでの、サーバーからの戻り値を処理するために使用されるようです。
S2Flex2Serviceクラスにて上記の用途に使用されています。

ちなみにCairngormで使用するmx.rpc.IResponderとは(継承関係において)無関係なようです。

RelayResponderで定義しているメソッドは4つ。

  S2Flex2Service.remoteCall()メソッドにて呼び出されます。
  super()呼び出し以外に、サーバー側メソッド名をRemoteMessageクラスに設定します。

  • onResultHandler(private)

  サーバロジック呼び出しが成功したときに呼ばれるハンドラ。
  AsyncTokenにmx.rpc.events.ResultEventを設定しているようです。

  • onFaultHandler(private)

  サーバロジック呼び出しが失敗したときに呼ばれるハンドラ。
  AsyncTokenにmx.rpc.events.FaultEventを設定しているようです。

  • asyncToken

  アクセッサ(getterメソッド)
  このResponderのAsyncTokenを返します。


AsyncTokenは、リファレンスを引用すると、

非同期 RPC 処理のための追加データまたはトークンレベルのデータを設定する場所を提供します。
また、個々の呼び出しに IResponder を追加することもできます。
AsyncToken は、token プロパティの ResultEvent および FaultEvent で参照することができます。


えっと、要約すると、サーバー呼び出しの結果処理のためのクラスです。要約しすぎ??
むつかすぃ。


次回は、【RemoteMessage】を読んでみます。

引用:
Flex2リファレンスガイド
S2Flex2リファレンス
s2flex2-componentsソース