第二回土曜会議まとめ

南海ファクトリー(仮想ソフトウェア製造工場)の建設準備勉強会である、土曜会議を開催致しました。
今回の内容は、「システム開発業務を業務分析する」。


第一回目の内容はこちら
ソフトウェア開発工場を作ろうと思います - hirossy javaとFlex2と。


サイトがまだ準備中なので「とりあえず」ここに内容をアップしてます。


タイトル) 第二回土曜会議
日時) 2007年6月30日(土)15:00〜17:00
於) gd inc. (http://www.genephics.co.jp/)
出席者) 業務システム開発エンジニア3名(3名とも「業務分析」は未経験)


■業務分析とは?

どこかのサイトにはこう書かれてある
「業務分析とは、(事務手続きを扱うということだけでなく)製品や資材の物流を含む企業活動である業務を分析すること。」

結論
ある業務の目的を達成するための現状手段を把握し、よりよい手段を検討すること。


■業務分析の方法って?

1.KJ法(KJ法 - Wikipedia)
 GTD+Rに近いやんけ・・・

2.一般的な業務分析の進め方
ヒアリングして
業務要件一覧(こういう業務があります一覧)作って、
時系列に並べた業務フローを作成

※今ある姿をつくるのではなっくて、これからのあるべき姿を作るために上記の作業を行う


■要求分析と要件定義、業務分析と混同しがち

要求分析と要件定義

要求:やりたいこと
要件:やること

要求分析でやりたい事を洗い出し、成果物として要件定義書を完成させる。

業務分析と混同しがちだが、実は違う。


■今回の実作業

ざっくり製造工程で行うタスクを洗い出した。

方法
メモ帳にタスクをどんどん書き込む。
あとで整理する。


■実作業の結果

人によって観点が異なる。今日は1本のラインだったが、同じ工程でも、登場人物(役割)によって作業内容が異なる。
分類の箱が無かった。
「悩む」のタスクが一つだけ独立していた。



写真は、今回の成果物
一枚が一タスク、左から右への時間軸を持つ。


== KPTの集計結果等 ==

【Keep】
モチベーションが上がった
開催できた
業務分析の方法がわかってきた気がした
タスクの吐き出しに成功した・・・と思う
南ファクの意図を理解してもらえた
作業をいろいろな観点で洗い出す
タバコが吸える

【Problem】
登場人物の視点がわかりずらい
(開発の)規模観の違いでタスクが違った
作業の流れは一通りしか記述できなかった
分類する事ができていたか疑問
→ 作業,成果物,イベントなど もっといろいろある気がするな〜
欠員が出た
思ったより進捗が出なかった
登場人物の洗い出しが必要だった
色鉛筆は書きにくい
業務分析を知らなさすぎた
先が見えない
いやそんなこともない
スケジュール的なものは?
意外とまとめ的なものが書けない

【Try】
もっと言い合う
サイトにアップする
会議の進行を録画/録音したい
参加者をもうちょっと増やしたい
登場人物の洗い出しをしたい
マジックを用意する
議事録を整理してアップする
液晶ディスプレイを用意する
イテレーションで作業する
登場人物を書こう
マジックを使おう
分類、規模観に関係なく思いつくまま紙に書こう

【その他課題】
ゴール決めをしないと

【宿題】
カード分類法の調査
GTDの実践


参加された皆様お疲れ様でした。

次回は、機械工業チーム : 7月14日(土)です。