(6)【CairngormEvent】役割と実装例

com.adobe.cairngorm.control.CairngormEvent;の説明です。(Cairngorm2.1)

役割
Cairngormカスタムイベントクラス。

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flash.events.Eventを継承した、Cairngorm固有のイベントクラスです。
他のイベント(CairngormEventを継承しないイベント)との区別のため、実装は義務です。
プロパティ(data)を持っており、他のイベント(CairngormEventを継承しないイベント)が通過した情報を保持するために使用できるそうです。

コンストラクタは、
public function CairngormEvent( type : String, bubbles : Boolean = false, cancelable : Boolean = false )
となっており、第二引数及び第三引数はデフォルトでfalseが設定されます。
また、コンストラクタ内で親クラス(flash.events.Event)コンストラクタにパラメータをそのまま渡します。

実装例

nodさんからご指摘がありましたが・・・、ログインアプリ。

ログインイベントの実装例

package sample.event
{
    import com.adobe.cairngorm.control.CairngormEvent;
    import sample.control.LoginController;
    import sample.vo.AccountVO;

    public class LogoutEvent extends CairngormEvent
    {
        public var accountVo:AccountVO;

        /**
         * コンストラクタ。
         */
        public function LogoutEvent(accountVo : AccountVO)
        {
            this.accountVo = accountVo;
            super(LoginController.EVENT_LOGOUT);
        }
    }
}

AccountVOはValueObjectです。後日取り上げます。

次回は、ICommand,Command,SequenceCommandの役割とその実装例です。