(17)【Eclipseプロジェクトの作成】(FDS2)

こんな感じ

Flex2でリモートオブジェクトを利用するためのEclipseプロジェクトの作成です。

前提条件 -----------------------------------
・Eclipse3.1.1
・Tomcat(ここでは5.5.17)＆Tomcat プラグイン
・FlexBuilder(ここではプラグイン)
・Flex Data Service2(Expressでも可)

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■1.FDSインストールフォルダ直下のflex.warをリネーム(Eclipseのプロジェクト名と同じが良いと思います。)して、%Tomcat%\webapps\address.warへ配置します。

■2.tomcatを起動し、前述warファイルを展開します。(起動することで勝手に展開されます)
展開されない場合は、同じ名前のContext pathが設定されていないか、server.xmlを確認してください。

※
すでに同様のプロジェクトを作成済みの場合は、ポート番号が重複するため、
[Flex] RTMP-Server failed to start up: java.net.BindException: Address already in use: bind　が出ます。
その場合は
address/WEB-INF/flex/services-config.xmlのポート番号を指定している箇所を「2038」から「2039」などの別な番号へ変更します。

■3.新規Flexプロジェクトを作成します。
　Flexデータサービス-Flex Buliderでアプリケーションをローカルにコンパイルする
　　ルートフォルダ：C:\Program Files\Apache Software Foundation\Tomcat 5.5\webapps\address
　　ルートURL　　：http://localhost:8080/address/
　　プロジェクト名：address
　　プロジェクトコンテンツフォルダ ※ルートフォルダと同じ
　　　　　　　　：C:\Program Files\Apache Software Foundation\Tomcat 5.5\webapps\address

■4.Flex追加コンパイラ引数を追加します。
　　Flexプロジェクト右クリック[プロパティー]-[Flex コンパイラ]追加コンパイラ引数に "-context-root /address"を追加

■5.Flexプロジェクトを削除します。
　　Flexプロジェクトを削除（但し、コンテンツを削除しない）

■6.新規Tomcatプロジェクトを作成します。
　　プロジェクト名：address
　　プロジェクトコンテンツ
　　　　　　　　：C:\Program Files\Apache Software Foundation\Tomcat 5.5\webapps\address

■7.Tomcat設定ファイルを編集します。
　　Tomcatの設定ファイルの編集
　　{TOMCAT_HOME}\conf\Catalina\localhost\address.xmlを作成し、以下の内容を記述する。
　

    <Context path="/address" reloadable="true" docBase="${catalina.home}/webapps/address"
            workDir="${catalina.home}/webapps/address" privileged="true"
            antiResourceLocking="false" antiJARLocking="false">
        <Transaction factory="org.objectweb.jotm.UserTransactionFactory" jotm.timeout="60" />
    </Context>

これでEclipseのプロジェクトは完成！
クライアント側とサーバー側が1プロジェクトに収まるようになります。

では、引き続きFlex側のソースパスを設定します。

■8.Flexのソースパスを設定します。
　　まず、ActionScriptとmxmlの格納フォルダを作成します。(どこでもいいです)
　　WEB-INFフォルダを右クリック-[新規]-[フォルダ]で、「as」フォルダを作成しました。
　　次に、Flexプロジェクト右クリック[プロパティー]-[Flexビルドパス]-[ソースパス]-[フォルダの追加]で、作成したasフォルダを指定します。
　　メインソースフォルダも同様の位置に指定します。
　　アプリケーションルートのaddress.mxmlは、上記フォルダに移動させます。

■9.Cairngorm.swcを追加します。
　　Cairngormを使用するためにDLしたCairngorm.swcをasフォルダ内に配置します。
　　Flexプロジェクト右クリック[プロパティー]-[Flexビルドパス]-[ライブラリパス]-[swcフォルダの追加]で、asフォルダを選択します。
　　Flexプロジェクト右クリック[プロパティー]-[Flexビルドパス]-[ライブラリパス]-[swcの追加]で、先ほど配置したCairngorm.swcを選択します。

ふぅ。これで準備はOKじゃないでしょうか？？

参考
もちろんFxUG。

次回は、View(MXML)の作成です。