(3)Cairngormを構成するクラス群

Cairngorm2.1は7個のインターフェイスと9個のクラスで構成されています。

CairngormをダウンロードすればAPIも一緒についてくるので、それが手助けになると思います。

オンラインDocはこちらBlog – estafa en línea

Flex2のリファレンスはこちらhttp://livedocs.macromedia.com/flex/2_jp/langref/index.html

そのCairngorm APIから、All Classesを私なりの言葉でまとめました。
間違ってたらコメントお願いします。

以下、All Classesの説明です。



■com.adobe.cairngormパッケージ

CairngormError
   Cairngormで発生するエラーを扱うためのクラス。

CairngormMessageCodes
   メッセージコード(定数)を定義するクラス。

■com.adobe.cairngorm.businessパッケージ

IServiceLocator
   HTTPServiceやRemoteObjectなどのサービスを実行する際の、
   適切なサービスインスタンスを取得するインターフェイス

Responder
   Cairngorm 2.1から非推奨。⇒replaced by mx.rpc.IResponder。
   リモートまたは非同期呼び出しに応答する必要があるすべてのサービスについての
   約束ごとを提供する。
   fault(info:Object):voidメソッド及びresult(data:Object):voidメソッドを持つ。

ServiceLocator
   IServiceLocatorの実装クラス。

■com.adobe.cairngorm.commandsパッケージ

Command
   Cairngorm2.1から非推奨。⇒com.adobe.cairngorm.commands.ICommand。

ICommand
   executeメソッドのみを持つ。
   FrontControllerによって登録されており、
   イベント発生時にCommand.execute()メソッドが実行される。
   コマンドクラスを実装する際に何らかのサービスを実行する場合は、
   ICommand(またはSequenceCommand)に加えて、IResponderも実装する必要がある。

SequenceCommand
   executeNextCommand()メソッドを持つ。
   複数のコマンドを実行する場合は、このクラスを継承して使用する。
   コマンドクラスを実装する際に何らかのサービスを実行する場合は、
   ICommand(またはSequenceCommand)に加えて、IResponderも実装する必要がある。

■com.adobe.cairngorm.controlパッケージ

CairngormEvent
   Cairngormカスタムイベント。flash.events.Eventを継承している。

CairngormEventDispatcher
   CairngormEventを作成および送出する。

FrontController
   アプリケーションのすべてのコマンドを登録する。また、その都度必要なコマンドを実行する。

■com.adobe.cairngorm.modelパッケージ

ModelLocator
   (実行結果などを)画面の値にバインディングさせる為のインターフェイス

■com.adobe.cairngorm.viewパッケージ

ViewHelper
   MXMLガリガリFunctionを書くのではなく、ViewHelperに書きましょうということだと思う。
   Viewにロジックを入れないためのもの。

ViewLocator
   ViewStackやTabNavigatorを使用した際の各々のViewHelperを登録するクラスらしい。

■com.adobe.cairngorm.voパッケージ

IValueObject
   ValueObject達のインターフェイスとなる。

ValueObject
   ValueObject達のインターフェイスとなる2。



個々のクラスの役割や詳細説明、実装例は次回以降で。

次回は、【FrontController】役割と実装例です。